ihaargun.gif  静清合併の実態・影響調査報告
 【2】自治会活動が大変に

(1)提出書類が増え、面倒になった

▼合併前は、各種の助成金、補助金の申請手続きが比較的簡単で、市民の手間も簡単かつ市職員が親切であった。今は、申請手続きに要する書類が複雑で、申請様式も多くなった。我々事務に不慣れな市民に取っては、苦痛の種である。特に市職員は極めて事務的である。

▼自治会の公園の清掃の補助金をもらうだけで、何枚の書類を書いたことか。ほんのわずかな額なので、面倒だし、補助金なんてもらわなくともいいのにと思う。いっそのこと、清掃なんかしなくてもと思う。馬鹿馬鹿しくなってくる。

 書類の煩雑さは、各種団体の活動をしている人からも、職員からもあった。それが、単に旧静岡市のやり方に合わせるためということで、皆納得できていない。合わせることの合理性が説明されてないと言える。行政の簡略化に逆行していると腹を立てている人もいた。

(2)補助金・交付金の方式が変わり負担が増えた

▼補助金・交付金の一元化により、補助金だけとなった。(交付金として全額くるのでなく)補助金の割合があるため、自治会の負担金が増加し、事業の中止を考えざるをえなくなった。

▼地域防災訓練で、粉末消火器の使用後の詰め替え代金は、清水市の時は市が4分の3位負担していたので、消耗品として全額を負担して頂きたいと、担当課長に依頼し、市長にも再三に渡り依頼した。にも関わらず、補助金扱いとして半額の負担となった。提出書類も、あれを出せ、これを出せと、もういらないと思う事もあった。

▼自治会のどぶ掃除で、害虫退治の薬が今までは市から出ていたが出なくなった。これでは役員はやる気がなくなる。今年蚊が多いのは、そのせいだ。

 自治会活動を担っている役員の方たちからは、交付金・補助金の仕組みが変わったことが、結果として自治会の負担を増やしたという不満が出された。これは地域での活動を重視していないことになり、このままでは清水での地域活動が停滞するという危機感につながっている。

 役員が納得できる説明がされてないことが多い、ましてや一般住民は何が変わったかも知らされていない。

 この状態が続くと、自治会活動への住民の協力が得にくくなり、役員が疲れてしまうことにもなりかねない。

(3)会合で静岡へ出向く機会が増えた

▼行政窓口は旧静岡市役所へ主なものが行ってしまい、旧清水市役所の窓口は公民館程度だ。

▼合併前は細かな指導があった。今は窓口が遠くなった。交通費が掛かる。

▼前は良かった。清水市らしく細かな気配りあり。生活が楽しかった。現在は、以前より窓口が遠くなり、対応が悪い。交通費を出してほしい。だんだん生きる希望が遠くなりつつあり。

 自治会は、行政と関わる活動が多く、連合自治会長など主な役職になると、会議や行政担当者との打ち合わせなどが頻繁に行われている。

 合併前には、清水市役所で行われていたものが、静岡で開催されるケースが増えている。

 清水の中心街から、車で往復1時間。しかも、静岡総合事務所は規模が大きいため、駐車場を利用するために長時間待たされることが多い。周囲には、民間の駐車場がたくさんあるが、繁華街のなかにあるため清水より利用料が割高である。

(4)様々な事業が大変になった

▼私が自治会長をやって9年目に入りました。年2回行っている浄念川の草取り、清掃の時、出たゴミの運搬を、道の側溝も掃除するので道路維持課へ電話で依頼すると、直ぐOKとなり、実施の2日後くらいにはきれいに片付けてくれました。運搬業者は町内を隈無く廻って回収してくれました。昨年(15年)秋に、今までと同様に道路維持課へ電話したところ、河川課へ頼めとの事で、河川課へ電話したら、清掃工場へ頼めと言われたので、そちらへ電話したところ、色々尋ねられ、置き場所を開示した書類を出すように言われました。書類を提出して、片付けてもらいました。
 本来、市でやるべき事を自治会長が住民に頼んで実施している川の草取りです。従来からやっている事ですから、申請・手続き等、面倒な事をしないで、もっとツーカーと出来ないでしょうか。

▼自治会への依頼事項の内、ポスター等が多く依頼されてくるが、掲示場所も少なく、困惑している。前は市民(含む自治会への対応)とのコミュニケーションが良好であった。現在は現場の職員の対応が良くない。職員個々の再教育(再認識)が必要と思う。(やむをえない事もあるが、職員間がスムースになるよう努力していほしい)

▼前は、まちづくり推進委員会と公民館運営と活用が非常にうまくいっていた。現在は、行政の対応が非常に冷たい。行政の対応が悪い。

▼合併前は色々な活動が生き生きできた。現在は「公」が「民」の事業に口を出しすぎる。

(2004年8月16日)

(静清合併の実態・影響調査アンケート報告書 17〜20ページに掲載)

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●報告集の取扱書店

シミズBOOKS(真砂町4-24)で報告集を扱っています。

●毎日新聞で紹介されました

8月14日付、毎日新聞(静岡版)で報告集が紹介されました。この記事はYahoo!ニュースでも配信されました。


●アンケートに寄せられた意見

アンケートに書かれた意見は、原則として原文のまま掲載しています。同じ人の意見でも内容から、いくつかの項目に分類して掲載したものもあります。

寄せられた意見には マークをつけてあります。


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目次

はじめに
報告書を読まれる前に
アンケート用紙

静清合併の実態・影響調査報告

1.不便になった大型ゴミ回収
2.自治会活動が大変に
3.使いにくくなる公民館
4.育成児童会の運営に不安
5.学校も変わる
6.文化を育てる現場の不満
7.せっかくの、ことぶき乗車券だが
8.清水総合事務所の窓口対応
9.行政の広報活動に不満
10.合併のしわ寄せは職員にも
11.事業者は死活問題に
12.農業の嘆き、宅地並み課税
13.議員への批判
14.新市名称と町名変更に怒り
15.やっぱり吸収合併だ

資料
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B5版80ページ カンパ1,000円
(郵送費)
1冊・210円
2冊・290円
3〜6冊・340円
7〜12冊・450円

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静清合併から一年
実態・影響調査にご協力を
(2004年4月12日)

SBSテレビ
トークバトルに出演して
(2004年4月4日)

報告集
「まちの未来
決めるのは私たち市民」
合併に揺れる清水市からの報告
(2003年3月10日)

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