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静岡市との合併協設置議案 |
| 由比は4対6で否決、蒲原も5対6で否決 |
静岡市への吸収合併を拒否した
04年2月13日、静岡市・蒲原町・由比町合併協議会の設置議案が、由比町と蒲原町の臨時議会で審議された。
午後開かれた、由比町議会では、望月町長が提案した合併協議会設置案を、賛成4、反対6で否決した。
午後6時からの蒲原町議会でも同じ議案が山崎町長から出され、賛成5、反対6で否決した。
合併協議会設置は、関係する市町村議会がひとつでも否決すれば成立できない。由比町と蒲原町の両議会が、静岡市への吸収合併に向けた協議を拒んだことで、庵原郡の合併問題は白紙に戻った。
夜6時から開会した蒲原町議会
合併通信では、蒲原町議会を傍聴した。まず、臨時議会が傍聴者への配慮から夜6時開会に驚いた。職員の話では、今回が初めてではないという。傍聴席は満席で立っている人もいた。議場の様子は別室のテレビでも見られる。
議案への質疑応答の後、討論が行われた。議長を除く全議員が意見を述べた。議長が発言者の名前を呼ぶ時に、賛成、反対を紹介する。傍聴者は議員の立場が判った上で主張を聞くことができる。定数12名の町議会だから出来るのかもしれない。
賛成する議員は、行財政改革のなかで合併が避けられないことを主張した。反対する議員は、対等と言いながら吸収された清水の実情を述べ、合併を前提にした協議会の設置は、坂を転げ落ちるようだと訴えた。
反対意見のなかで、事業所税についての指摘も出された。蒲原町には、事業所税の対象となる日本軽金属グループの大きな工場があり、課税額は年間3億円と試算されている。ここで働く人は3千人弱で、事業所税によるリストラや下請けへの負担増が予想される。「3億円を3千人で負担することになりかねない」という発言に、傍聴席からため息が出た。
合併問題は新たな段階へ
由比町では、昨年4月の町長選挙で、静岡との合併を訴えた現職の青木氏を、町議の望月氏が破り当選した経緯もある。
静岡市との合併を拒んだことで、庵原郡の合併問題は新たな段階に入った。両町長が、どのような対応をするのか注目される。
(04年2月13日)
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