 |
静岡市が由比・蒲原町を吸収へ |
| 平成18年中の編入合併をめざす |
「独立独歩」の歴史に幕
混迷していた庵原郡の合併は、富士川町が三町合併を拒んだため、由比町と蒲原町は静岡市への編入に向け、方針転換を図った。
由比町の住民から出されていた、静岡市、由比町、蒲原町の1市2町合併協議会設置を求める住民発議を受けて、15年12月17日、望月俊明由比町長は、静岡市と蒲原町に意見を求めた。
これに対して、小嶋善吉静岡市長と、山崎寛治蒲原町長は賛成し、合併協議会設置案を議会へ提出(付議)することを回答した。
三市町長は、由比町と蒲原町が、静岡市へ吸収(編入)されること、合併期日は18年度中で合意した。
由比町、蒲原町は共に、明治22年の町制施行以来、一度も合併を経験していない全国でも数少ない町である。静岡市への吸収は「独立独歩」の長い歴史に終止符を打つことになる。
平成16年2月の議会
1市2町で合併協議会を発足させるためには、60日以内にすべての議会で設置議案が可決される必要がある。仮に、ひとつの議会が、否決したら設置できない。
由比、蒲原町は、16年2月10日頃に開かれる臨時町議会で、静岡市は16年2月16日に開会する定例議会で審議される。
対等合併でないことを住民に説明
望月俊明由比町長は、「合併では道路や由比漁港の整備を求めたい」と要望を語った。
山崎寛治蒲原町長は、「東名高速道路に新しいインターを建設し、生活道路として利用したい」と道路整備への希望を述べた。
両町では、16年1月から地区説明会を開き、編入合併について町長が説明する予定になっているが、望月由比町長は「3町合併を主張する議員もおりハードルはある」と述べた。山崎蒲原町長も、「対等合併とは違うので住民に十分説明しなければならない」と話している。
静岡市の区割りも変化
小嶋善吉静岡市長は、2町を吸収した後の区割り編成について、「平成17年4月の区制スタートから21年の市議選まで4年以内に、実情に合わせ分区する可能性が高い。3区が6区になるかもしれない」と語った。
また、合併特例債は280億円の「財政援助」が期待できるという見通しを明らかにした。
▲top
|