「本当に必要かどうか」
東静岡地区に建設されることが合併協議会で決定されている新庁舎について機能などを検討する静岡市新庁舎検討委員会が03年11月11日初会合を開いた。
委員会では、東静岡地区に建設する新庁舎を「本当に必要かどうかという問題から話し合う」という。委員会の審議は2年を予定している。これにより、合併協議会が決定し、両市議会が承認した新庁舎建設は、振り出しに戻された。
新庁舎は、合併協議のなかで「三つの都市核」の拠点として位置づけられている。新市建設計画では中枢機能と危機管理センターを併設した新庁舎を25億円の予算で、平成15年度に設計を行い16年から工事に入り、17年に完成させることが決められていた。
対等合併のシンボル
静清合併協は地区説明会で「新市発足後速やかに、新市の中枢行政機能を備えた新庁舎を東静岡地区に建設します」と説明してきた。
新庁舎は当初から「箱もの」として不満の声が上がっていた。しかし、合併に不安を感じていた清水の人たちに対し、合併を推進する合併協委員や議員は静岡市への吸収合併ではないことのシンボルとして新庁舎建設を主張した。
検討委員会が、新庁舎に対して、どのような結論を出すのかは、新市のまちづくりにとって大きな意味を持つだろう。
新庁舎検討委員会の第2回は来年1月13日に開かれる。
(03年11月15日)