静岡市は政令市に昇格することを見込んで区名の公募を行った。公募総数は8756件。
新市名称の公募は5万を越えたが、これは全国どこからでも応募できたからで、区名は静岡市在住か通勤通学している人に限定したため応募が少なかった。
応募は9月1日から30日まで行われた。応募の種類別でははがき等が7133(81%)と多く、ファックスは576件(7%)、ホームページからの応募は1047件(12%)だった。
応募用紙は、各戸配布の他に、学校で児童生徒にも配られたが、年令を記入する欄がないため応募の年齢層は不明である。
旧清水市の仮称C区は「清水区」が4632件で、二番目の「港」876件を大きく引き離している。
旧静岡市北部の仮称A区は「北区」が1179件、続いて「駿府区」が948件と続く。旧静岡南部の仮称B区は「南区」が1743件、次の「駿河区」が1321件だった。
公募された区名について、審議会委員からは「旧静岡市地域の二区名で上位となった『北』や『南』は選考基準に照らすとあまりふさわしくない」「市民投票の票数結果をそのまま尊重するのかどうかを早めに決めておく必要がある」「区名の選考基準に『魅力を情報発信でき、広く周知できる名称』という観点を入れてほしい」(03年10月28日付静岡新聞)などの意見が出たという。

静岡市行政区画等審議会では、区の歴史や文化にちなんだものという基準から各区名称を三点に絞り、12月9日に報告する。
審議会が選考した区名で、来年の1月から2月にかけて市民投票を行い、その結果を審議会が市長に答申する。【上図は静岡市の資料から】
答申をもとに最終的には市長が決定する手順になっているため、公募案や市民投票の最多数が決定されるとは限らない。
(03年11月1日)