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新総合計画  一元化できない「敬老祝い金」
  一律支給を続ける静岡
  集中投資に切り替えた清水

     合併では行政を統一するため、膨大な量のすり合わせ作業が行われる。静清合併では、すりあわせが必要なものが2192件もある。合併までに三分の二は調整されたが、簡単に結論が出せない637件が合併後に持ち越された。「敬老祝い金」の一元化も、持ち越された懸案のひとつである。

     旧静岡市は1970(昭和45)年度から、敬老祝い金を支給している。当初は、70歳以上が対象だったが、支給総額が3億円を超え負担が大きくなったことから、現在は、75〜79歳に一律3千円、80歳以上には5千円を支給している。昨年度の支給は1億5千200万円だった。

     旧清水市は、1996年(平成8)に、それまでの一律支給から喜寿(77歳)1万円、米寿(88歳)2万円、白寿(99歳)3万円と、節目に支給するやり方に切り替えた。切り替えた初年度の支給総額は2,300万円で、前年の一律支給より6,200万円減となった。

     清水では老人会などから反対の声が出たが、祝い金の削減分を福祉施設の充実にあてることを説明し理解を求めたという。同じ頃、沼津市や裾野市でも一律支給を廃止している。

     祝い金とは別に支給される、敬老会行事への補助金も、清水と静岡では違う。

     旧静岡市では、行事への補助はひとり当たり3,150円が支給される。旧清水ではひとり当たり1,000円で、これに加えて19ある連合自治会ごとに20万円が支給される。同じ市で暮らしながら、補助金に3倍の格差がある。

    (03年9月12日)
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