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合併後

     来年4月の新市市長選挙への出馬について宮城島清水市長はあいまいな発言を続けている。宮城島市長は12月6日夜、小嶋静岡市長を支持する集会に出席し、支援を表明したが、その後の記者会見では「100%出ないというわけではない」と話し、静岡側を牽制した。新聞各紙を読み比べてみた。

    不出馬と書いた、静岡、中日、読売

     静岡新聞、中日新聞、読売新聞は宮城島市長が、小嶋静岡市長を支援することで不出馬の意向であると書いた。ただし、宮城島市長は「不出馬」という表現はしていないので、「不出馬の意向」としてある。

    断定はしなかった朝日、毎日

     宮城島市長は、小嶋市長に支援を表明したが、その後で記者から真意を問われて「私が100%出ないというわけではない」と答えている。小嶋市長に、合併協定を守ることを条件に支援を表明しつつ、守られない場合は出馬をほのめかせている。

     このような発言から、朝日、毎日は断定的な表現を避けた。そして、記事の扱いも小さい。

    真意が判らない宮城島市長

     宮城島市長は今年8月30日の定例記者会見で市長選への出馬を問われて、「全くない」と断言している。

     ただし「今後の事務すり合わせなどで、清水市側の言い分を聞かなければ状況は変わってくる」(静岡新聞8月31日)と答えている。同じ会見を、朝日新聞は「今までの会見では『出馬はない』と言い切ってきたが、今回の発言で、情勢によっては出馬の可能性のあることをうかがわせた」と書いた。

     8月の会見と、今回の発言に大きな違いは感じられない。合併協議のなかでも、宮城島市長の真意は常に不明だった。いろいろな発言も、推進だったり慎重だったりと、その場その場で左右に振れた。このように、あいまいな発言を繰り返すなかで、宮城島市長への信頼が低下したことも事実だ。

    (02年12月7日)

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▲出馬するのかしないのか、見出しによって逆の印象が


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 11月7日付朝刊 静岡・中日・毎日・朝日


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