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テーマは一元化新年度は現行のままでスタート

     清水市と静岡市の行政のやりかたを統一させる作業が、大詰めに入っている。12日開かれた一元化本部の会議では、来年四月の新市発足までに必要な863項目の内、97%の協議が終了する見込みであることが報告された。合意内容の多くは、両市の現状を継続する「一国二制度」で、一元化による大きな変化は新市発足の二年目以降に持ち越されたといえる。

    介護保険料は安い金額で統一されたが・・・

     新市発足で、私たちの暮らしがどのように変わるのかが、少しずつ明らかになってきた。注目されていた介護保険料は、基準額が静岡より50円安い、清水の2967円に合わせることになった。

     しかし、これは両市の介護保険準備基金の半分にあたる15億円の持ち出しを前提にしている。また、「今後国の介護報酬の改定に伴い変更する可能性もある」(静岡新聞)という内容で、合併当初の臨時措置という見方もできる。

     また、市立幼稚園の入園料は、静岡市は2400円の負担、清水市は負担なしという現行制度を続けることになった。合併での急激な変化をさけるための「一国二制度」がさまざまな分野で行われる。

    合併後2年目に大幅変更される恐れ

     すりあわせ項目の多くは、両市の現行制度を続ける形で調整されている。しかし、「新年度は、これまでと同じだが、二年目からはそうはいかない」という声があちこちで聞こえる。

     昨年末の地区説明会で、建設計画は実現するのかという質問に、小嶋静岡市長は「新市の市長と議会が決めることです」と繰り返し答弁していた。すりあわせ項目にしても、現在合意した内容が、「新市の市長と議会」により、変更される場合もあることを忘れてはならない。 

    (02年11月13日)

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