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8月4日、「蒲原町と静岡市の合併を実現する会」が、法定合併協議会の設置を求める請求を山崎寛治蒲原町長へ提出した。
設置は蒲原町議会と静岡市議会の議決が必要だが、小嶋善吉静岡市長は「由比町を挟んで飛び地になるが前向きに考えてゆきたい」と語っている。
蒲原町の山崎寛治町長は、静岡市との合併を目指すことを明らかにしているが、由比町の望月俊明町長は「政令市の一部となることが良いのかどうか議論を重ねる必要がある」と慎重な姿勢を変えていない。
蒲原町の有権者数は1万992人、合併協議会設置を求めるためには有権者の50分の1である220人以上の署名を集めて、本請求を町長へ提出する。本請求された場合、蒲原町長は静岡市長へ意見を求める。静岡市と蒲原町の両議会が設置が議決して成立する。
蒲原町では、これまで富士川町を含めた庵原郡三町での合併を目指していた。しかし、富士川町との合意が得られず三町での合併を断念してから、山崎町長は「静岡市との合併」を訴え、4月の選挙でも再選された。
一方、由比町では4月の町長選で「静岡市との合併」を訴えた現職を、新人の望月俊明氏が破り、由比と蒲原が平成17年の合併特例法期限までに静岡市に合流するというシナリオが崩れた。
小嶋善吉静岡市長は蒲原町の合併協議会設置に「前向き」だが、清水市との合併協議で作ってきた新市建設計画や、政令市にむけた区割り、また平成17年度からの新総合計画など、すべての枠組みを再検討する必要が出てくる。
対等合併と言われた、24万人の清水市と46万人の静岡市との合併は、至る所で「静岡方式」で統一され、「実質は吸収合併だ」と不満の声が上がっている。
70万都市となった静岡市に対して、蒲原町は1万3千人、由比町は1万人。慎重な議論が必要である。
(03年8月5日)
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