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由比町議会は7月30日の臨時議会で、望月町長から出された、合併への意向を確認するための住民投票条例案を、賛成4人、反対6人で否決した。
由比町議会へ提出された住民投票条例案は、平成17年3月までの合併特例法期限内までに(1)蒲原町との合併(2)静岡市との合併(3)合併しない、から選ぶものだった。これに対して、議会では「期限に拘らず富士川町を含む庵原3町の合併も選択肢に入れるべき」という動議も出されたが否決された。
望月町長は「非常に残念だが『蒲原町と合併』という自分の方針が議会に支持された結果」と語っている。(※1)
また、蒲原の山崎町長は「住民投票で『静岡市との合併』の結論が出ると、シナリオを描いていた」ことを明らかにしている。(※2)
静岡市の小嶋市長は、由比・蒲原町が静岡市との合併に踏み切れば、政令指定都市昇格後の区割りを配慮しなければならないと、庵原郡と旧清水市で複数の区割りをする考えがあることを示している。(※3)
庵原郡三町の会員で構成する駿河青年会議所(駿河JC)の代表は、今月1日に小嶋市長と会談し、静岡市との合併を実現するための活動を進めていることを伝えた。駿河JCは静岡市との合併推進にむけて住民説明会を予定している。(※4)
平成15年4月の由比町長選で初当選した望月氏は住民投票の実施を公約に掲げ、静岡市との合併を主張した現職の青木健氏を破っている。人口70万の静岡市に吸収されるのか、独自の道を歩むのか、由比町、蒲原町の選択が注目される。
(※1)静岡新聞 03年7月30日夕刊から
(※2)静岡新聞 03年7月31日朝刊から
(※3)03年7月18日、タウンミーティングでの発言から
(※4)静岡新聞 03年7月2日朝刊から
(03年7月31日)
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