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2009年12月16日 祭

火渡り

秋葉山の火渡り

今年の火渡りは開始時刻が1時間早まり8時からだった。詳しい理由は判らないが、突然の変更だった。これまで、火渡りは16日夜9時となっていたが、その昔はもっと遅くて、終わって家に戻ると12時頃になっていたという話も聞いた。

小学生の頃、秋葉山の祭りが一番待ち遠しかった。祭りでは、小遣いを少し貰ったが、お年玉や、クリスマスに貰った玩具に比べたら、ささやかだったはずだ。それでも、待ち遠しかった。サーカスや見世物小屋があったりと、遊園地にはない楽しさがあったが、それだけでは「一番」という理由にならない気がする。

秋葉山の火渡

明治維新の神仏分離で、神と仏が渾然一体だったものが分けられた。さらに、昭和27年の宗教法改正により秋葉寺となり、住職は峯本院、栄松院、福昌院が交代で勤めるようになった。

昼過ぎ、本殿にお参りにでかけた。平日の昼だったが、思ったより人出がある。帰り道、同級生の母親と会った。小学生の頃、母親同士が仲良しで、それに釣られて子ども達も仲良くなったという間柄だ。杖を離せなくなり、ディサービスに通っていると話してくれたが、顔色も良く、口調も昔と同じように歯切れがいい。毎日の暮らしぶりは判らないが、久しぶりに会った母の友達は元気そうで嬉しかった。

秋葉山の火渡

秋葉山の祭りに冷たい風がつきものだったが、ここ何年かは風が吹かない。今年も、風がなく火柱が真っ直ぐ空に向かって上がった。

久しぶりの会話を楽しんでから、家に向かって歩きだした時、「一番」の理由が解けた。秋葉山の祭りに親と一緒に出かけた記憶が無かったことに気づいたからだ。

秋葉山の祭りは、いつも友人達と一緒だった。ポケットのなかの小遣いを計算しながら、露天を覗いて気に入ったものを買っていた。子ども達だけで出掛けた祭りは、秋葉山以外には無かった。それが楽しかった。一番楽しかったのだ。

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「火渡り」へ届いたコメント

お化け屋敷の濁声が聞こえないと、静かというより寂しいですね。それに加えて境内入ってすぐ左側にあった、大きなイチョウの木が消え、最初の階段を上がった辺りが広々としてました。鹿島さんの境内と同じで、大きな木が消えると、印象がずいぶん変わります。

さて、秋葉山も終わりました。20日の「もちつき大会」が済めば、後は年越し一直線です。あ、賀状を忘れてた…

お化け屋敷の濁声が消え、そして今年は花火の数も少なくなり、こんな所にも景気悪化の影響が出ているのでしょうか。少し寂しい気がします。
それでも射的に綿飴バナナチョコと、我が家の子供達はそれなりに楽しんでいました。

お祭りが終わると年末まで駆け足ですね。風邪等ひかぬようお体に気をつけて下さい。

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