寄り道

三保真崎にある飛行場近くで、トンビが数羽飛んでいた。三保の浜では珍しくないが、ゆっくりと旋回する姿に見とれてしまう。
車の移動で、少しだけ時間の余裕があると、寄り道をするコースがいくつかある。三保街道を先端に向かい、灯台入口の信号を左(西)へ曲がって数十メートル、三保造船の木艤工場があった桟橋も、お気に入りの場所のひとつだ。
小さな漁船と、クレーンが林立する造船所、遠くに山原や庵原の山が見える。白砂青松、自然のままの景色もいいが、さまざまな人たちの息づかいが伝わってくるような雑然とした景色に、なぜか惹かれる。

三保造船脇の船溜まり。庵原の山で第2東名の工事が進んでいるのが、はっきり判る。
寄り道と言っても、そこにいるのは、いつも数分ぐらいだ。ぶらっと来て、さらっと眺めて、元の道路に戻る。道草と寄り道の違いだと、意味のない解釈をしている。
いろいろなことをやるときに、ハンドルの遊びのような、ゆるい部分がないと、うまく動かないのと同じだ。リフレッシュという言い方もできるが、それほど大袈裟なものではないから「寄り道遊び」である。

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