夜6時の港

江尻岸壁の魚市場。後方に清水駅が見える。
駅に人を迎えに出掛けた。少し早く着いたので、江尻船溜まりに車を停めた。曇り空のせいで、辺りは真っ暗だ。それでも、まだ6時だ、暗がりのなかに人の気配がする。釣り糸を垂れる人の脇で、ラジコンカーを走らせる若者たちがいた。夜と呼ぶには早すぎる時間だ。
江尻船溜まりの景色が好きなのは、この場所に来ると、幼いころの記憶が蘇るからだ。波の揺らぎや、油や魚の匂い、ロープの軋む音に、心地よさを感じる。夜の港は久しぶりだ。来て良かった。

飛島岸壁に停泊している漁船。青い灯、赤い灯が波に揺れる。