地踊衆

袖師地区のみなさん。揃いの浴衣で踊る姿は、輪になっての盆踊りとは、ひと味違う雰囲気だ。
7月18日から始まった第62回清水みなと祭りは、まだ梅雨明け宣言が出ていないなかで、いよいよクライマックスの三日間が始まった。
7月25日の地区夜祭りは雨のため中止となった。今日も、夕方には雲が広がり雨の気配がしていたが、総踊りとゆかた踊りは予定通り開催された。明日の総踊り、明後日の海上花火大会の天気が心配だ。

「清水ゆかた踊り」で流れる曲は、みなと小唄、花の次郎長さん、日本平音頭、港おどり、清水おどり、次郎長おどりの6曲である。
今年62回目となる「清水みなと祭り」は、敗戦から2年後の昭和22年(1947)に始まった。この年、清水港は連合軍から貿易を許可された12港のひとつに選ばれている。第2回目の昭和24年は清水港開港50周年を祝った。まだ占領下で、民間貿易は許可されていなかった。
暗く長い戦争の記憶が、まだ生々しい時代だ。その時、清水の人たちが、どんな気持ちでみなと祭りを祝ったのか、後世に伝える必要があると思う。港まつりは、清水の戦後史そのものだ。地踊りを見ながら、そんな気持ちになった。

7月31日と8月1日の2日間、清水駅前から港橋まで片側2車線のさつき通りが車両通行止めになり、踊り会場となる。31日は駅前から清水橋までが「清水ゆかた踊り・地踊衆」、新清水から港橋までは「港かっぽれ総おどり」と二つに分かれる。1日は、すべてが「港かっぽれ総おどり」となる。