忘れられない夏

6月24日に「チルソクの夏」の上映会が中ホールで開かれる。チラシに一文を寄せた見城徹氏は南高4期生(1969年卒)で、学校の入口にはスポーツ大会の優勝旗と共に、糸井重里とテレビの取材で学校を訪れた時の写真と色紙が飾ってあった。
17歳の夏、東京からフォークゲリラが清水にやってきた。新宿西口広場を追われた人たちの中から全国キャラバンを始めたグループがあった。桜ヶ丘公園に座ってガリ版刷りの歌集を見ながら、ギターの伴奏で唄った。
初めて聞く曲でも、昔から知っているように大声で唄えた。初めて会う人たちなのに昔から知っているような気がした。年が一回りも上なのに身近に思えた。時間が来て解散したら、はかなく消えてしまう思い込みだけの連帯感だったが、今までにない感覚だった。私にとっての「忘れられない夏」だ。
