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2008年08月01日 祭

地踊り衆ゆかた踊り

ゆかた踊り・地踊り衆

袖師地区の地踊り衆のみなさん。揃いの浴衣に赤のたすきが決まっている。「記念写真を撮りますよ~」と声をかけたら、自治会の役員さんが袖師と書かれた提灯を先頭の人に渡してくれた。ツボを心得ている素早い反応に敬服した。

清水みなと祭りの総踊りが始まった。初日の金曜日は、会場を清水橋で半分に分け、駅側が「地踊り衆ゆかた踊り」、新清水から港橋までが「港かっぽれ総おどり」となる。二日目の土曜日は清水橋の上も含め駅前から港橋まで約2キロが、かっぽれを踊る連で埋まる。

昨年までは「地踊り」と呼んでいたが、今年から「地踊り衆ゆかた踊り」となった。こちらの方が響きとしてはいいような気がする。「袖師音頭」のような地区でしか踊らないものを「地踊り」と呼ぶことができそうだ。

ゆかた踊り・地踊り衆

旧清水市の市章と「しみず」の文字が染め抜かれた浴衣が、車を閉め出したさつき通りに溢れる。

ゆかた踊りと、かっぽれの境目となっている清水橋が歩行者に開放されていた。頂点に近づいた頃に、新清水の方からかっぽれの賑やかな歌声が聞こえてきた。二つの会場の音が清水橋に遮られているようだ。

ゆかた踊り・地踊り衆

車を閉め出した道路の開放感は、なんとも言えない。明日の夜は港かっぽれを踊る連で、ここも埋まる。

ゆかた踊り・地踊り衆

清水橋を降りきったら、祭り衣装の犬がいた。横に立っている飼い主の方にひと声かけて写真に撮らせてもらった。かっぽれの大音響のなかで辺りを静かに見守っている。まつりに慣れているのかもしれない。

新清水から港橋までは、かっぽれと地踊りの組合せで踊っていた。にわか仕立ての連もあるが、ほとんどの連が、かっぽれと地踊りを見事に踊っている。激しい動きの後に、ゆったりした地踊りが入ると、ほっとする。

みなと祭り総踊り

今年で61年目になる清水みなと祭りも、最後の三日間となった。長い伝統を伝える「ゆかた踊り」と「かっぽれ」の組合せも5年目となり定着したように思う。地区まつりも賑わっている。最後を締めくくる海上花火大会が清水の元気を空高く打ち上げてくれるだろう。

清水みなと祭り

去年から、清水区のシンボルカラーを使った提灯が登場した。今年も会場内の提灯のほとんどが青と白になった。清々しい色だとは思うのだが、朱色の提灯を見ると、伝統の力を感じる。


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「地踊り衆ゆかた踊り」へ届いたコメント

〔かっぽれ〕によって若者が港祭りに参加するようになりました。
しかし、〔かっぽれ〕がメインになった事により地踊りが少なくなり、僕もそうですがスピードに付いていけない人々は踊らなくなりました。(高校(清商)では授業の一環として地踊りを習いました)
現在、地踊りも復活したみたいで、参加して踊りたいと思います。

みなと祭りの総踊りに参加したのは25年以上前で、清水から離れてからは、ご無沙汰です。稲光が光る雨の中で踊ったこともありました。びしょ濡れになっても祭り気分が高揚し、終わった時には雨も上がり、熱気でゆかたも乾いてました。かっぽれになっても踊れないので、参加できなくてちょっと悲しい。衣装もまるっきり変わってしまいましたね。

かっぽれが登場して、総踊りに若者が参加するようになりました。今の小、中学生は、みんな踊れるんじゃないかな。でも、この音楽と振りでは踊れないという声もあって、地区での前夜祭では昔からの踊りと、かっぽれを組み合わせて踊ってました。そんな流れから、総踊りでの「ゆかた踊り」が出てきたのだと思います。片方に寄りすぎたら、少し昔に戻すバランス感覚が健在です。みなと祭りは総踊りがハイライトですが、地区祭が廃れて総踊りだけになったら寂しい限りですが、まだそんな気配はありません。全体と地区、どちらにも賑わいがあります。清水のまつりは元気です!

みなと祭りには、やっぱりゆかたでしっとり踊る方が個人的には似合うかな、と思います。かっぽれが始まったときには、私は既に清水の人間ではなかったこともあって、今もやっぱり違和感(疎外感?)を感じてしまうのです。清水にも変わっていくもの・変わらないもの、どちらもたくさんあるのでしょうが、自分の知っているものが少しずつ減っていく(あるいは変わっていく)ことに戸惑いを覚える昨今です。この間の繰り返しですが、これがノスタルジーというものなのでしょうね。個人の勝手な思いだというのは重々承知しているのですが・・・

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