なすびの花

軒下のプランターに植えたナスの苗に花が咲いている。
「親の意見となすびの花は千に一つの無駄もない」ということわざの通りで、ナスは咲いた花の数だけ実がなる、素人菜園の優等生である。
とりたてのナスを薄く切り、塩をまぶし手で揉むと水が出てくる。ナスがしんなりしたら、水でさっと洗い塩気を取る。拳で絞って余分な水を飛ばし、刻んだ青じそ、針ショウガを加え出汁醤油で合えると、即席の漬物となる。
15日の夜は水神さんの花火が家でも聞こえた。「水神さんで浴衣を出し」と言われるように、清水に夏の到来を告げる祭りだ。半月後には七夕まつり、その次はみなと祭り・・・、一年経つのは早いもんだ。
