入江の種石商店

土曜日、清水市民活動センターが主催した「旧東海道入江を歩く」に参加した。清水ふるさとガイドのみなさんが案内役となり、港町から入江の町の名所古跡を探訪するウォーキングである。
今回のウォーキングで、一番の楽しみは「種石商店」だった。入江公民館の直ぐ近くにある荒物屋さんである。「荒物屋」は家庭用の雑貨類を売る店。若い世代には通じないかもしれない。私自身、久しぶりに聞いたような気がする。荒物屋、小間物屋、昔からの言葉には風情を感じるのは、歳のせいだろうか。

種石商店は、一度入ってみたいと思いつつ、なんとなく遠慮していた。冷やかし客の後ろめたさのようなものだ。初めて入る店内は、種々雑多な生活用品が置いてあり、竹で編んだ草履を見たときは、予想以上の品揃えに驚いた。
今回は、大人数での来訪で、店のなかは人で溢れんばかりだったが、日を改めてゆっくり訪れてみたい。

店内の梁にトルコ映画「路」の印刷物が貼ってあり、驚いた(右端)。【映画「路」1982年トルコ=スイス作品】トルコの刑務所から、仮出所した5人男たちが故郷へと向かう。彼らを迎えたのは家族のぬくもりではなく、苦悩としか言いようのない社会だった。人々を翻弄する現実が、クルド地方の草原や雪山の豊かな自然のなかで描かれる。ユルマズ・ギュネイ監督は獄中から映画を指揮し、1982年カンヌ映画祭グランプリに輝いた。しかし、トルコ国内では上映されていないという。
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