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2008年05月08日 袖師ふるさとの路

(37)鹿島神社

鹿島神社

鹿島神社は西久保の氏神様である。「袖師町誌」によれば、創建は鎌倉時代に遡るという。

鹿島神社の石鳥居は、もともと秋葉山にあったものが明治維新の神仏分離で、秋葉山が寺となり、鳥居が鹿島神社に寄進された。

石鳥居の前の道路は庵原方面に続くバス路線になっているが、大正時代には、ここに軽便鉄道の線路があった。江尻の大花、大門写真館の辺りが始発で、終点は伊佐布の先、金谷である。

鹿島神社

鹿島神社の敷地の南端に御輿などを保管する倉庫があり、その横に狭い石段がある。石段と言っても数歩で終わり、その先には山の斜面が続いている。擂鉢山に抜ける道である。

鹿島神社

木々に覆われた森は昼間でも薄暗いが、木々の間から明るい光が差し込んでいる。一番高い擂鉢山でも海抜36メートルである。鹿島神社の裏山は20メートルぐらいしかないと思う。怖さを感じる暗さではないが、日常とは違う明るさである。

鹿島神社

暗くもなく、明るくもない森で遊んだ幼い頃を思い出しながら、山道を下り始めた時、子どもたちの声が聞こえた。私が下っている道は傾斜に対して角度を持っているが、子どもたちは垂直に登っている。

木の根を足場にして、歓声を上げながら一気に駆け上がる子どもたちの姿は、幼い頃の自分を見ているるようで、嬉しくなった。

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