真崎から見る富士

5月の連休、おだやかな陽気に恵まれ真崎の海水浴場は家賑わっていた。
釣りを楽しむ人たちのなかで家族連れが目立つ。
小学生らしい子どもは慣れた手つきで竿を投げている。上手いもんだ。すぐ近くにいる下の子は妹だろうか。父親が竿の持ち方を教えている。寝転がって本を読んでいるのは母親だろうか。それぞれが、楽しみ方を知っているようだ。
真崎は三保半島の先端である。白く塗られた燈台の向こう側に赤い燈台が見える。
伊豆へ向かうフェリーが赤と白の燈台を過ぎると、駿河湾が目の前に広がる。防波堤の上に置かれた赤燈台と、真崎の白燈台が清水港の出入口の目印だ。
