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2007年03月13日 清水から見る富士

マグロ丼と冨士

江尻船溜まりから見る冨士

今の季節、冨士が一年で一番美しく感じる。

江尻船溜まりの岸壁に冷たい風が吹いていた。まるで鱗のような波が、小刻みに揺れている。港の外では波頭が風に飛ばされているのだろう。

船が港に入ることを表す言葉に、寄港と帰港がある。寄り道と、帰り道だ。いつも帰る港は母港となる。英語なら、a (ship's) home port。洋の東西を問わず「home」は母のイメージなのだろう。

母港は船舶の本拠地だが、軍事用語として使われることが多いような気がする。そういえば、航空母艦も「母」だ。

いや、捕鯨船のような船団での漁法が消えかかり、太平洋艦隊のみが目立っているだけかもしれない。

まぐろ丼の習字

河岸の市のなかに小学生の習字が展示してあった。習字塾で習っている子どもたちの作品のようだ。

学校の習字とは別ジャンルの「まぐろ丼」という文字が連なっている様は壮観である。何枚もの半紙の「まぐろ丼」を書いたのだと思う。

白いご飯と赤身のマグロを思い出しながら書いたのだろうか。それとも、南の海を思い描いたのだろうか。

そうだ。今夜は、まぐろ丼にしよう。


河岸の市


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