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2007年02月02日 消去される風景

空のむこう

空のむこう

今まであった建物が取り壊された時、ぽっかり空いた空間を見て景色が消去されたと感じる。それと同じことを、新しい建物が出来て今まで慣れ親しんだ景色が変った時にも感じる。どちらも悲しい気分だ。


清水駅の海側、東口の広場に巨大なモニュメントが登場した。

静岡新聞によればモニュメントは2つある。ひとつは、直径12mの巨大な輪は「空のむこう」【写真上】。細い塔の先端で光る金属のオブジェは「この空のもとで」という名がつけられている【写真下】。

白い輪はハンドル操作で向きが変えられ清水の景色を「切り取る」。カモメをイメージしたチタン合金は風に吹かれて揺れる。土地区画整理事業の一環として作られ、基礎工事や制作費で約1億円掛かったという。

2月9日からは日没から午前0時までライトアップされる予定である。


この空のもとで

【写真上】巨大な白い輪を近くで見ると、つなぎ目が左右対称になっていない。変則的なリベットの位置は発展途上の静岡市清水区を象徴しているのかもしれない。清水の空洞化を連想した友人もいた。大規模な災害時には物資の集積場所となるかもしれない広場の真ん中にあるオブジェは、空から物資を投下する場合の目印となるだろう。周囲に何もないからかなり目立つ。
【写真中】タクシー乗り場にそびえる金属のオブジェは静岡県立美術館の入口にある「四つの旋回する斜線」を連想させる。いや、それ以上に映画ガメラの宿敵であるギャオスのイメージが広がる。
余談になるが、パリのエッフェル塔は気候変動に関する国連報告書に合わせて、イルミネーションが消されたそうだ。地球温暖化やエネルギーの浪費に警鐘を鳴らすキャンペーンの一環だという。海のむこうの話である。

0701eki-east5.jpg

【写真下】オブジェは2月9日からライトアップされた。日没から深夜0時まで電気のスイッチが入る。無人の公園に浮かび上がる白い輪は不気味な存在だ。どうせなら、人通りのある西口ロータリーの真中に置いた方が目に付く。国道1号線を江尻大和の交差点から駅方面に走る車には、巨大な輪が強烈な印象を残すと思う。

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「空のむこう」へ届いたコメント

 一億円!もっと役に立つ使い道があったのでは!?
と、つい思ってしまいますね。朝のワイドショーで、
日本のあちこちで、無用の長物が造られているのを見ますが、
これは、大丈夫ですよね!?

1億円ですかあ(溜息)。
何か新しいことをしたいという気持は分かりますが。
最近の静岡は見栄坊ですね。

清水駅から白い輪はよく見えます。湾岸道路からも。初めて見たときはイベントでもあるのかなと思いました。1億円と聞いて、なぜかため息が・・・・

家族に乾杯は前後編ともビデオの収めました。みなと祭りが近くなると、かっぽれのメロディーがあちこちから聞こえてきますので、そんころに、また見ようかと思っています。

 こんばんわ。最初見たとき、画像に輪を書き入れているのかと思いました。文章を読んで、初めて“建物なの!”と気づきました。
4月に清水へ帰省する予定ですが、また風景がかわったんですね。
 先日の、NHK家族に乾杯 見ました。
清水弁満載でしたね。特に清水を離れていると、清水弁の特徴がとても強く感じられます。

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