三保海岸のパラグライダー

13日午後1時半ごろ、三保の海岸にいた。
実家での用事を済ませ家に戻る時、穏やかな日差しに誘われ、いつもなら右折する道を左折して海岸へ向かった。左折して50mほどで松林に出る。
久しぶりの海岸だ。風も弱く、日向ぼっこが出来そうな陽気だ。いつもより海の色が濃く感じるのは、のどかな陽気のせいだろうか、それとも見る側の気分のせいなのか。
海岸ではパラグライダーを楽しんでいる人がいた。
あいにく風が弱いが、それでも時折強くなる時がある。堤防の近くの一番高い場所で風を待ち、帆のようなグライダーに風を集めて飛び出す。風が強ければ、高く上がるのだろう。海岸をゆるやかに滑空する姿は鳥である。
近くで遊んでいた子どもたちが鳥人に「おじいちゃん」と呼びかけている。孫がいる年代の方らしい。素晴らしい趣味だ。
こんな身近な場所でパラグライダー出来ることに驚いた。しかも、孫を連れて楽しんでいる。時間と気持ちの余裕があれば、鳥人の気分を味わってみたくなった。
豊かな気持ちになって車に戻ると、津波の恐れがあるとニュースが繰り返し流されていた。
虹のような残像が消え、現実に戻された。
