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2006年08月05日 2 夏

土用干し

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隣の家で梅を干していた。毎年、小田原産の梅を漬け込んでいるという。

黒澤明監督作品「夢」の冒頭に、門構えのしっかりしたお屋敷の庭で急に降り出した天気雨に、土用干しの梅を慌てて取り込むシーンがある。

夏の日差しと、梅を持って走る着物姿の母親が、若さを表現しているようで好きなシーンだ。


赤紫蘇と一緒に漬け込んだ梅を丸三日ほど天日に干す。夜露にあたることで梅の柔らかさが増すという。

食べ物の季節感が無くなってきているなかで、梅の土用干しは皮付きタケコノと並んで貴重な存在かもしれない。


今年は梅雨明けが遅かったせいか、あっという間に8月になったような気がする。

小学生だった頃は、まだ袖師海水浴場が残っていた。遠浅のきれいな砂浜だった。8月に入ると海水浴場の波が高くなり、旧盆の頃には土用波が押し寄せていた。

波が砕ける辺りに立っていて、身体が一回転するほど波に運ばれるのが面白かった。背丈の何倍もある波のような気がしていたが、実際には大したことはない波だったのかもしれない。子どもの頃の記憶というのは、そんなものだ。

土用干しの梅を見ると、海水浴場の大波を思い出す。

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近くに卵があったのだろうか、車のボンネットに生まれたばかりのカマキリがいた。

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「土用干し」へ届いたコメント

梅干しは未体験ですが、蜂蜜に漬けた梅シロップは作っています。もしよければ、来年は出向きますので梅の収穫体験をさせて下さい。

来年は梅をつけてみませんか?
たくさん穫れるので、持ってきますよ!

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