盆踊り

13日と14日の夜、西久保の盆踊りが龍雲院で行われた。
猛暑としか言いようのない暑さは夜になっても収まらず、風の止んだ境内のなかで、焼きとりの煙がゆっくりと広がる。
踊りの開始は6時30分。太陽は西に隠れようとしているが、境内はまだ昼の明るさだ。
7時を過ぎたころから、少しずつ空の色が濃くなってきた。空が濃くなるにつれて、櫓の太鼓の音が大きく聞こえる。それに引き寄せられるかのように子どもたちが境内に集まってきた。

西久保の盆踊りは、昔からの地踊りと、かっぽれを数曲づつ交互に踊る。
かっぽれの曲になると、子どもたちや若者が踊りの輪に入ってくる。振り付けをソフトにした、通称「婦人会バージョン」もあるが、若者たちと同じオリジナルで踊る年配の人もいて驚く。
昔からの地踊りと、新しい「港かっぽれ」を、同じ櫓の太鼓で踊る。古いものと、新しいものが共存、と言えば大袈裟になるが、裏方でまつりを支え「共存」を実現させた地域の人たちの情熱は、故郷の宝として自慢すべきだと思う。
