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2006年06月07日 次郎長

次郎長の海

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静岡新聞のコラム「大自在」(6月7日付)に映画館でどこに座るのかという話が出ている。

「いつも前の方の席に座るんですよ。視野はすべてスクリーン。その方が映画に陶酔できます」という、年配の映画ファンの言葉を紹介していた。

私も、映画館では前の方の真ん中に座る。スクリーンに近いから普通に座るより首が疲れる。だから、腰を前にずらし、背もたれに首を預けて、ふんぞり返るような姿勢になる。こうすると、視野のすべてがスクリーンとなり、非常口の案内表示を見ずに済む。字幕が見づらいこともあるが、それでも映画に没頭したという満足感の方が大きい。

カメラのファインダーも、それに似ている。被写体のなかで、写って貰いたくないものを隠すために、アングルを変え、それでも駄目なら接写にして、邪魔者を消してしまう。


NHKの木曜時代劇「次郎長・背負い富士」では、富士を望む海岸が何度も出てくる。三保海岸の映像もあったが、役者が登場する浜は、清水ではなく鹿島灘のようだ。

「三保の海岸はテトラポットだらけでロケは無理だろう」と、友人に話したら、「次郎長は、わざわざ三保や折戸になんか行かなかったと思うよ」と言う。「なんで」と聞き返したら、少し呆れた顔で「その時代にはコンクリートの岸壁なんかなかったから、清水の浜はどこでも白砂青松だったはず」と教えてくれた。

テレビドラマの海岸を三保の海岸と重ねていた方が、間違いだった。

次郎長と富士と海とくれば、誰がなんと言っても、それは清水である。

蜜柑の実

蜜柑の花が散ったと思ったら、小さな実を付けていた。この実の成長を追いかけてみようと思う


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「次郎長の海」へ届いたコメント

NHKの木曜時代劇のロケは、役者の出るシーンも三保で撮ってたらしいですよ。「清水みなと界隈ナビ」(http://shimizu-minato.sakura.ne.jp/jirocho/nhk_dorama.html)とかってサイトにロケ現場の画像がありました。

中村雅俊の足下に見える、石混じりの砂浜は見覚えのある三保の砂浜ですよね(笑)

安藤広重画とされる「日本湊儘 駿州清水湊」があります。広重は安政五年没ですからこの作品が広重のものなら描かれたころは次郎長の青年期とだぶります。
この画には富士山は描かれていませんが、巴川美濃輪付近の昔の清水湊と対岸の向島(現築地町)の松と砂浜が描かれています。その向うに駿河湾で途中奥に清見潟がぼんやり見えます。
巴川には「港橋」はまだ架かっていませんが、向島へ渡ることは小船を使えばかえって今より容易だったと思います。
壮士の墓は次郎長の生家(雲見ずの三右衛門宅)の丁度対岸にあって、そこは三右衛門の土地だったとも言われています。
若いころの次郎長はきっとよくこの向島の浜に渡っては富士を眺めていたことでしょう。
ドラマのロケは三保ですが、松林と浜は向島とイメージして見ています。
この広重の「画」は『清水港開港100年史』の7pに掲載されています。各地区の公民館や市立図書館に置いてあると思いますので一度ご覧ください。

>私は清水出身ですが、今は海外在住です。

清水から、どのくらいの方が仕事や結婚で海外に出向いているのか数字は知りませんが。家の近所を見渡しても、何軒かの名前が浮かびます。

これからも「きょうの清水」をよろしくご贔屓に願います。


>次郎長さんがどこから富士山を眺めていたか

江戸末期から明治にかけての、町の様子を調べながら、当時の風景を想像するのも、これはこれで楽しいものです。むかしの清水も、このサイトの大きなテーマですから、みなさんの知恵を拝借しながら、記事を積み重ねていきたいです。

>袖師第二埠頭にあった突堤(通称赤灯台)

ここで、袖中の1、2年生が写生大会をやりました。3年生が修学旅行に行っている時です。たしか、5月頃だったと思います。新入生の女子のなかで、可愛い子を探し出すのが、2年男子の楽しみで、みんなで堤防をうろうろしたもんです。絵を描かないと怒られますので、手早く描いてからの「調査活動」でした。


次郎長さんがどこから富士山を眺めていたかと考えるといろいろな富士山が浮かんできますね。
私が一人で海へ釣りに行ける頃には埋立て工事の真最中ですから次郎長さんが眺めた富士山とは違います。その頃今の袖師第二埠頭にあった突堤(通称赤灯台)から眺めた富士山が今でも一番印象に残っています。
この突堤はてっぺんと右半分と赤灯台の台座跡は今でも名残があります。今そこに立つとチップの山がみえます。

はじめまして。
たまたまネットで、この素敵なHPに出会いました。
私は清水出身ですが、今は海外在住です。
こちらのHPで今の清水をこれからも拝見させていただきます。突然の書き込みで失礼しました。

僕も映画館では一番前が好きです。
腰をずらしてふんぞり返り
足を舞台の縁にのっけた映画好きが
ずらっと並ぶ「名画座」の時代が懐かしいです。

街道を急ぐ股旅の足下に自動車の轍があったり
急に採石場のような場所に移って斬り合いになった際
遠くに小さく高圧送電線が写ってたり、
入浴中の旅籠の女の背中に水着の跡があったり……
そういうのも味わい深くて好きです。

「邪魔者」が何かを予想してクリックしてみましたが
ハズレでした。
何を予想していたかはヒミツです(笑)

中村雅俊主演のNHK「次郎長・背負い富士」の2回目が放送されましたね。我が家では夜の10時を過ぎないと、家族が揃わない日が多いので、背負い富士は録画して、みんなで見ました。
和田島、北矢部、江尻、巴川・・・、お馴染みの地名が出てくると、「ちびまる子ちゃん」を見るときと同じで、嬉しくなります。毎週木曜の夜が楽しみ、楽しみ。

次郎長のことや地元の地理に明るい衆なら「次郎長がわざわざ三保の浜まで行くわけあらすか!」と思うとこでしょうが、ここは富士のこころでおおらかにみてあげましょう(笑)。
縄張り争いの殺し合いどろどろ劇ではなく、明るく痛快な時代劇を期待したいですね。
何か心に詰まることがあると浜辺に飛び出してゆく...ん~ん青春だなぁ。
主役が主役だけに「俺たちの旅」とかを思い出しますね。

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