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2006年05月31日 味わい

豆ご飯

グリーンピース

三保の畑で、グリーンピースが実った。収穫したばかりの豆を、少し強めの塩味で炊きあげる豆ご飯が一番好きだ。

三保の畑は大正生まれの義父にとって生き甲斐のような存在だ。

毎日、水をやり、草をむしり、肥料を与え、病害虫の駆除をする。どれもが長年の経験がいる仕事だ。一日掛かって草むしりをしても、畑全体から見ると微々たる広さにしかならない。根気という言葉を通り過ぎ、気の遠くなるような作業が毎日続く。それでも、「毎年これを楽しみにしてくれる人がいる」と、作り続けてきた。

そんな義父だが、春を過ぎてもほとんど出ない日が増えた。

春先には、枇杷の剪定で畑に出る時間が増え、冬が終わったことを喜んでいたと思ったのだが、畑に出ることが大変になったようだ。

畑のグリーンピースは、近くに住む親戚が面倒を見てくれている。本来なら、子どもたちが手分けして畑の世話をしなければならないと思いつつ、親戚の厚意に甘えている。

炊きたての豆ご飯を食べながら、畑で元気に鍬を使っていた義父の姿を思い出した。ほんの数年前のことなのに、懐かしい景色になってしまった。

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