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2006年03月21日 1 春

桃の花が咲いた

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今年も、三保の実家で桃の花が咲き始めた。いつもなら、彼岸が明けてから咲き始め、入学式の頃に満開となるのだが、今年は少し早いような気がする。

どんなに肥料を与え、剪定をしても樹木には加齢による限界がある。何本かある桃の木のなかで、一番大きな樹に勢いが感じられない。夏の頃から葉の茂り具合が、弱々しく感じていた。

三保の畑の隅に植えられている桃の木は、大正生まれの義父が丹誠込めて育ててきた。草を刈り、堆肥を埋め込む。農薬や消毒は極力避けてきた。しかし、有機肥料や無農薬は、人手が掛かる。

手を掛けられなくなった時、育てられていた果樹は、急激に衰えてくる。経営としての農業なら、老木となる前に見切りをつけ、若い木々の生長に期待するのだろう。


義父の桃は、勢いが衰えたとはいえ、妖艶な花の美しさは、昨年と変わらない。まだまだ現役である。季節が初夏に変わる頃には、みずみずしい桃の実が味わえそうだ。

●昨年の「桃源郷

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