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2005年10月06日 歴史

季刊清水

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戸田書店が発行している「季刊清水」が創刊されたのは1975年の夏、七夕豪雨の翌年である。

創刊間もない頃に、清水銀座の本店で、この冊子を手にした時のことを覚えている。ページをめくっただけだったが、学術論文に対面したような重さを感じて、そのまま閉じてしまった。

創刊から30年になる、今年の夏に38号が発行された。今では目次に知人の名前をみつけて途中のページから読み始めている。


清水に暮らす人にとって、戸田書店のブックカバーや栞は特別な存在だと思う。それと同じ気持ちを、「季刊清水」にも感じるようになった。

発行を続ける戸田書店の努力はたいへんなものがあると思うが、これからも続けていただきたい。30年経って、重さしか感じなかった読者が、清水のよさを読みとれるようになったからだ。

●「季刊清水」郵送希望の方は、http://www.geocities.jp/kikanshimizu/ にお申込み下さい。

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【写真上】37号と38号の表紙には、井野英二氏の版画が掲載されている。4年ぶりに再刊された2003年の36号から装丁をブックデザイナー石原雅彦氏が担当している。石原氏は「電脳六義園通信所」「清水目玉焼」の管理人でもある。
【写真下】港橋近くの巴川。写真には写っていないが、港町再開発で大きなマンションの工事が始まっている。

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「季刊清水」へ届いたコメント

清水で本と言えば戸田でした。戸田書店が、あれほど手広く支店を広げても、昔からの雰囲気を持ち続けているのは再販制度のおかげかもしれません。もし、自由価格になったら、扱い量の多い店が安売りをしますからね。同じ値段で本屋や雑誌が買えるので、近くの小さな店も成り立っているような気がします。

 最近では、そうでもなくなりましたが、本屋=戸田書店という方程式がありました。何百冊と買った文庫本すべてにあのブックカバーをかけてもらいましたが、今では一冊も残っていません。物の価値ってその時は解らないことが多いです。

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