提灯

1974年の夏、「七夕豪雨」で、みなと祭りは中止になった。
翌年に再開された、「みなと祭り」は、活気に満ちていた。敗戦後の復興を目指して始まった祭りの第1回目を思い出した人もいた。
2005年の「みなと祭り」は4日の地踊り、5、6日の総踊り、7日の次郎長道中、夜の花火大会と、いよいよ大詰めを迎える。
3日の夕方、踊りのメイン会場となるさつき通りでは、明日の地踊りに向けて音響のテストが行われていた。
時折、大音響の音楽が道路に流れるが、道路を歩く人たちは驚いた様子もない。赤い提灯が燈された瞬間に、祭りのクライマックスが始まっているのかもしれない。