広がり

急に寒くなってきた。新潟の寒さは、こんなものではないだろう。道路にSOSと書き、ヘリコプターに伝えても物資が届かないと住民が嘆いている。市役所に物資が集まっても、現地へ運ぶ手段と人手がない。
予想される東海大地震での被害は、阪神淡路大震災よりも、今度の新潟中越地震のようになるのではという指摘がある。山間地を多く抱える清水、静岡では山崩れによる道路の崩壊で孤立する地区が予想される。
避難場所となる体育館は耐震診断の結果、多くの学校で最悪のクラスという結果が出ている。体育館や校舎が使えなければ、グランドにテントを張るか、自動車のなかで暮らすしかない。
防災訓練には家族で毎年参加しているが、避難所は安全だという建前の元に計画が立てられているような気がしてならない。一家に一人が参加すれば事足りる行事ではなく、もっと実戦的な訓練が必要だと思う。
中学校でも、生徒が呼びかけて支援募金が始まる。助け合いの気持ちが少しでも広がってほしい。
八坂の焼却場の敷地に北部交流センターがある。建物の大きさから見ると、公民館というより、自治会館のようだ。10月23日土曜日の午後、総合計画の地区別意見交換会が開かれた。タウンミーティングで、ここが使われたのは、初めてだと思う。建物を出ると、道路を隔てた正面に大きな木が見える。今の季節、夕陽が木に重なって沈んでゆく。