市町村合併を国がなぜ押し進めようとしているのか、合併が地域にどのような影響を与えたのか、明治、昭和の「大合併」とも比較し全国の事例で紹介する冊子である。
7年前の1995年に東京都秋川市と五日市町が合併してできた、あきる野市は「サービスは高く、負担は低く」すると言っていた。しかし、合併2年後には、市行政改革推進委員会が「これは合併時点での考え方であり、行政改革の第二ステップにすすもうとしている現在、いつまでもこの考え方に拘束され、市の財政運営が硬直化することを危惧する」と、あっさり破棄してしまった。
静清合併も 「サービスは高く、負担は低く」と繰り返し説明されている。また、清水にとって大きな負担になる事業所税も「最大限の減免」となっている。しかし、「これは合併時点での考え方」と、新市の市長と議会が決めたら、ご破算になってしまう。
地区説明会で小嶋市長が、「本当に実現できるのか」という質問に、「それは新市の市長と議会が決めること」と繰り返し回答していたことを、忘れてはならない。