戸田書店のカレンダー

清水に暮らす人、清水に思い出がある人にとって戸田書店は特別な存在だと思う。もっとも、この頃では「ある年代以上の人にとっては」という言葉を加える必要がありそうだ。
今は清水だけでなく、各地に戸田書店の支店があるが、昭和30年代から40年代には、清水銀座の本店と、新清水駅の正面にある支店だけだった。他にあったのかもしれないが、この二店しか記憶にない。
その頃、清水駅前から新清水、清水銀座はまちの中心だと思っていた。子どもには役所のある旭町は縁が薄い。まちの中心にあったのが、戸田書店だった。着飾ってという程ではなかったが、日頃履き慣れているジョンジョンではなく、運動靴で出かける店だった。
年末になると、A5版の冊子になったカレンダーがカウンターに積まれる。これを手にすると、今年も残りすくなくなってきたと感じる。
