駅前のビット

港でお馴染みのビットが、清水駅前にあった。
旧丸井清水店の入口近くの歩道である。ずいぶん前からあるように見えるが、今まで気がつかなかった。
晴れた日にビットに座ると鉄がほどよく暖められていて、なかなかいいものである。高さと、なめらかな曲線は座るのにおあつらえ向きだ。
岸壁で、海を眺めるならビットに限る。
駅前のビットは車止めを兼ねたものだと思うが、港町清水らしくていい。他にも置いてあるのか調べてみたくなる。

ビットの正面にある旧丸井清水店は完成から36年。清水にある大きな建物では最古参の部類に入るだろう。
60年代後半は花菱デパート、西友清水店と、清水に大型店の開店が続いた時代だった。
清水駅東口の再開発プラン(清水駅周辺整備事業)では、旧静岡銀行支店から、バスターミナル、大和屋の一角から、線路沿いに北街道につながる踏切までの一帯が再開発の対象になっている。
これを担当するのは、静岡市役所・都市局・都市計画部・清水駅周辺整備課である。
旧丸井清水店の側は、真砂町地区と呼ばれ、役所の担当部署は同じ都市計画部でも市街地整備課になる。
清水駅周辺整備事業の真砂町地区については静岡市役所サイトのどこを探しても見つからなかった。
「合併のバイブル」と言われた、新市建設計画には真砂町地区の項目がある。「清水都心の魅力や賑わいを創出」するため、平成15年から18年にかけて、12億6千万円の事業が予定されていた。
どうなってしまったのだろうか。
【写真上】清水駅前にあるビット(bitt)。岸壁で船を泊めるためにロープを巻き付けるフックである。コンピュータ用語のビットはカタカナ表記は同じだがスペルは bit で別の単語。
【写真下】旧丸井清水店。現在はシダックスのカラオケハウスになっている。地下のパチンコ「駅前会館」は健在である。
コメント
この繋留フックが清水駅前にあっても全然違和感がないところが清水らしくてうれしく思います。もしこれが静岡駅前にあったらと思うと・・・。ゲッ
嶺の子 | 2005年10月06日