変わらない姿

清水駅は一ヶ所しかない改札を出ると、左右に通路が広がる。右に歩けば海に、左に歩けば街に出る。
階段を降りると、エスパルスの旗がたなびくロータリーが見える。ロータリーを反時計周りに歩くと、バスターミナルへの道がある。目印は大和屋の宝くじコーナーだ。
バスターミナルへの曲がり角に、ほか弁屋がある。昔は、ダイヤモンドやサファイアと書かれたレコード針が並んでいたレコード店だった。その後、携帯ショップにもなったが、今は弁当屋さんである。あと何年かしたら、また変わっているのかもしれない。
自転車預かり所だった店には外国の民芸品が並んでいる。食堂が廃業して空地になっている所もある。
そんななかで、変わらない店もある。昔からの姿を見るたびに、なんとなくほっとする。
