裏方

清水の子ども会の文化祭とも言える「第53回新年子ども大会」が清水文化センター大ホールで開かれた。子ども会の文化行事としては規模と歴史において全国でも他に例がないという。
開会の挨拶をした望月安司会長は「この大会は清水の誇りであります」と声を強めた。
オリジナル脚本による演劇や、郷土の伝統芸能とさまざまな出し物に会場が沸く。どの舞台からも、子ども達の熱演が伝わってきた。
専門家と、子ども役員でつくる審査員の協議でグランプリと準グランプリを選出するが、毎回、審査には時間がかかる。どれを選ぶのか、議論が白熱するからだ。
今年の大会を終わって、舞台袖で大道具の搬入を担当した役員が「どの地区もしっかり練習しているね」と喜んでいた。
大会は早朝からの駐車場誘導、前日までの準備、当日の運営と、裏方の苦労で支えられている。参加する地区の裏方は一年掛りになる。子ども達の素晴らしいステージを、一番喜んたのは裏方のみなさんかもしれない。
【写真上】毎年オリジナル作品に取り組む江尻地区子ども会は、命の大切さをテーマにした劇でグランプリを受賞。大道具や小道具は、すべて手作りである。
【写真下】小島地区但沼に伝わる親王ばやしは、滑稽な踊りで会場を湧かせた。