秋葉さん

風が吹かない秋葉さんだ。
おいべっさんでコートを出し、秋葉さんでは北風に震えるのが清水の冬だった。それが、この頃では、秋葉さんで寒さに震えることがなくなってしまった。今年は特に暖かい。
袖小と袖中のPTAが見回りのために合同で出すテントは、いつもなら風が入らないようにシートで囲うのだが、今年は半分しか囲っていない。
不況のせいなのか、はたまた別の理由なのか判らないが、今年は夜店が50ほど少ないという。名物のお化け屋敷も出ていない。呼び込みのスピーカーから流れるだみ声が聞えないのは、淋しいものだ。サーカス小屋がかかった時代が懐かしい。
昼に行われた、まとい祭りへの人出は平日ということもあって少なかったようだが、夕方からは例年通りの賑わいになっていた。
夜9時を過ぎても、石段にはお参りの長い行列が出来ていた。明日の夜は、火渡りだ。
石段を昇りきった山上にある秋葉堂には、本尊である秋葉三尺坊大権現が祭られている。