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2004年11月13日 4 空

11月の蜘蛛

都会に暮らす人が清水に来ると、空の広さを感じるという。

東京でも名古屋でも、空の広さに違いがあるわけではない。空気の汚れも似たようなものだと思う。違うのは、建物の高さだ。

家の周りを見渡すと、高い倉庫やビルも見える。でも、林やジャングルに例えられるような密度ではない。二階の窓から、港の煙突や、クレーンが見える。大きく首を傾けなくとも、青空がそこにある。


道幅が4メートルないと家屋は新築できないが、その法律が出来る前に建てられた家は無数にある。だから、車一台がやっと、自転車がやっとという公道が至るところにある。そんな路地でアーチのように、大きな蜘蛛の巣が作られていた。蜘蛛の下を、人や自転車が行き交っている。

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