あと二ヶ月
日付が変わると11月になる。
10月は、台風、地震、イラクでの処刑と大きな事件が多発した。どれも、他人事ではない緊張感を感じる。
20年ぶりに「西部警察」が放送されたが、途中から数分見ただけでテレビを切ってしまった。ひと昔前なら、派手なアクションも作り話として楽しめたかもしれないが、赤やオレンジの外車を乗り回す刑事たちの絶叫ぶりには、見るに耐えられない軽薄さを感じた。
一方で、「冬のソナタ」のような韓国ドラマが大人気だ。家族の絆や運命に翻弄される人たちを情感たっぷりに描くドラマに、多くの人が引き込まれてしまう。
映画やドラマは、時代を映す「うぬぼれ鏡」だという。今なお民族が分断され、徴兵制の韓国では、すれ違いのドラマが他人事には思えない気分があるのかもしれない。
今年もあと、二ヶ月だ。
今は、ジャスコになってしまったヤングランドが、狐ヶ崎遊園地という名前だった頃、この季節になると菊人形展をやっていた。大正生まれの親たちにとって菊人形は人気絶大らしく、毎年のように出かけた記憶がある。