廃品回収の奨励金
2006年3月31日、庵原郡蒲原町は静岡市に編入され、清水区蒲原となった。
蒲原町にとっては大きな変化だが、旧清水市、旧静岡市に暮らす住民の多くは「何も変わらない」と思っていた。しかし、PTAや子ども会などが行う古紙回収の奨励金が、蒲原町との合併で変わった。

▲図説は静岡市広報「静岡気分」2006年4月1日号より
古紙回収は新聞や雑誌などをリサイクルし、資源を活用するという役割と、放っておけば可燃ゴミの中に入られてしまう新聞などを回収することで、ゴミを減らすという役割がある。
行政が回収を行う団体に支給する奨励金は、団体の活動資金となり、回収の回数を増やせば、活動資金も増え、リサイクルとゴミ減量化も進むという効果がある。
これまで蒲原町では1kgに対して3円の奨励金を支給してきた。静岡市は1kgに対して5円だった。合併を機に、3円と5円の中間をとった訳ではないだろうが、奨励金は4円となった。
旧蒲原町の団体にとっては増額になり、旧清水市、旧静岡市では減額となった。
旧蒲原町は人口1万、旧清水市と旧静岡市を合わせた人口は70万である。旧蒲原町を1円増額しても、全体から見れば大きな変化にはならないが、旧清水市と旧静岡市での1円減額は大きな変化となる。
また、清水区では昨年度まで月2回行われていた資源回収が、今年度から1回となった地区もあり、回収される資源ゴミが減るだろう。減った分のすべてが、そのまま可燃ゴミとして出されることはないかもしれないが、可燃ゴミの増加が心配される。

▲富士川町との境に建てられた案内板。この看板から西が静岡市清水区蒲原となる。