●2010年5月28日
2010年3月、地域包括センターに勧められ、浜松で開かれた認知症サポーター養成講座の講師研修に参加した。参加者のほとんどは介護職や施設関係者で、介護家族としての参加は珍しかった。受講から2カ月後、袖師地区社会福祉協議会総会で、初めての講座を担当した。その時点では、父はデイサービスに通っていた。サポーター講座の進行と合わせるかのように、父の状態は深刻になり、要介護1から、いきなり要介護4に上がった。訪問ヘルパーを入れながら、サポーター講座の講師を引き受けていった。今から思うと、介護の負担が増す時に、講師としてのボランティア活動が同時進行したことは良かったと思う。体力的、精神的に辛い部分はあったが、自分の体験を冷静に分析する作業を、講座を通じて行うことができた。この文章は、最初の講座で配布したメッセージである。
キャラバンメイト 磯谷臣司
子育てと介護、一見つながりが無いように思える二つのことが深く結びついていることに気づいたのは、最近のことです。
私には二人の父がいます。二人の母はすでに他界しました。同居している父は週2回デイサービスに通い、一人暮らしだったつれあいの父は三年前、グループホームに入居しています。デイサービスの利用も、グループホームへの入居も、医者からの勧めです。今から思うとずいぶん前から、二人の父の様子に「あれっ」と思うことがありました。徘徊や妄想が始まった時には、悲しい気持ちと苛立ちにも似た感情に悩みました。戸惑いは今も続いています。
子ども会の行事のなかで、自分の子どもが、家の中とは違ったふるまいをしている時があります。下級生に優しく接したり、上級生の説明を素直に聞いている姿を見ると、(たまにでいいから同じ接し方を家族にもやってくれればと思いつつ)子どもの成長を喜びました。
子どもが高熱に苦しみ、大声でわめく時、親は苦しむ子を励まし、病院へ駆け込みます。私たちが、「認知症」という病気を患う親たちに対して、どれだけ優しく接することができるのか。忘れかけていた子育ての経験を思い出す必要があるかもしれません。
子育てを始めた頃、親や友人に教えてもらったり、本を読んだりと、手探りで学んだことがたくさんあったと思います。あの頃と同じように、「認知症」について、まず知ることから、はじめましょう。
これまでに担当した認知症サポーター養成講座
平成22年
05月28日 清水区袖師地区社会福祉協議会(住民70名)
06月15日 清水区袖師町自治会(住民30名)
07月16日 静岡県行政書士会静岡支部(職域団体50名)
08月04日 教育文化事業推進協議会(小中学生100名)
08月16日 清水区庵原地区社会福祉協議会(小中学生60名)
08月20日 グループホーム平和(職域団体20名)
09月17日 静岡県理容美容専門学校(学生140名)
09月23日 清水区江尻地区二の丸自治会(住民12名)
10月27日 静岡市葵区福祉事務所高齢介護課(市職員25名)
11月17日 清水区江尻地区紺屋町自治会(住民25名)
11月26日 清水区辻地区社会福祉協議会(住民15名)
平成23年
01月13日 静岡市介護福祉課職員(市職員50名)
02月03日 静岡市立清水飯田中学校2年生(中学生210名)
08月30日 蒲原老人福祉センター講座(住民30名)
10月05日 清水区入江・東明禅院(檀家35名)
10月06日 静清信用金庫大坪支店(社員12名)
10月13日 静清信用金庫月見支店(社員10名)
11月04日 静清信用金庫矢倉支店(社員18名)
11月12日 庵原地区社会福祉協議会(住民20名)
平成24年
01月24日 介護相談ボランティア養成講座(住民16名)
02月28日 家族介護教室「男の介護」(住民30名)※予定
●2011年07月01日 認知症サポーターの輪を広げよう
●2012年01月05日 街のサンドイッチマン
●2011年07月27日 西伊豆一泊二日
●2011年07月20日 7月20日の朝
●2011年07月15日 9時から5時
●2010年10月10日 ゴヘイとゴスタン
●2012年01月12日 このサイトについて