まちの賑わいを取り戻したい

JR清水駅を初めて降りた人は、24万都市の駅前とは思えない姿に驚くという話を聞いたことがあります。
確かに、他県で24万と言えば県庁所在地クラスの規模ですから、驚くのかもしれません。
清水は、鉄道を中心に発達したきたまちでもなく、港湾や街道、河川といろいろな要素を混ぜ合わせ成長してきました。
ですから、まちの顔がいくつもあるのです。港も、鉄道も、インターチェンジも清水を代表する顔と言えます。たくさんあれば、ひとつひとつの印象が薄くなるのは当然です。
中心市街地という言い方があります。清水では、JR清水駅から、駅前銀座、清水銀座、さつき通り、巴町商店街、港橋を渡った次郎長通りぐらいまでが
それに当たるのでしょうか。
このエリアには、市役所や静鉄の駅、バスターミナルなど主な施設が集中しています。
残念なのは中心市街地の、中心部ともいえる相生町にある大きな商業ビルが廃墟となっていることです。
最初は、花菱デパートとして建設されましたが、すぐにヤオハン清水店になり、その後、ダイエー系列のセイフーになりましたが、今ではシャッターを閉じたままです。
天王にある清水警察署が老朽化したため、ここに移設という案もありましたが、実現できなかったようです。
周囲では撤退した銀行の跡地に高層マンションが建設されるなど、中心部の利便性を活かした再開発が進んでいます。
中心市街地の、そのまた中心部に、廃墟のようなビルが残っているのは、淋しい気分になります。清水の活性化のためにも、いろいろな知恵を出して、再出発してほしいです。
【写真】4月から区役所になる、元清水市役所9階から見た、元ヤオハン清水店