静岡市埋蔵文化財センターで感じたこと

横砂の井上馨別邸跡に造られた静岡市埋蔵文化財センターを訪れてみました。
市の広報などで文化財センターのことを知った時、発掘された文化財を展示する博物館のような施設だと思い込んでいました。
確かに、展示は施設の目的のひとつなのですが、一番の目的は「埋蔵文化財の整理・保管」でした。研究施設として作られていたのです。
平日の午後ということもあって、他に見学者もなく、学芸員の方の丁寧な説明を聞くことができました。発掘された遺跡を復元する作業場も見せていただきました。
復元された壷や土器は整った形をしていますが、発掘された破片を組み合わせ、欠落している部分を新たに作り、完成させる作業は気の遠くなるような忍耐と想像力が必要です。作業に使っている刷毛やナイフも担当者の方が、工夫して自作していると聞きました。地味な作業が、研究を支えているのことがよく判りました。
でも、施設の建設にあたって、地元自治会や、郷土史を研究されている方たちの意見を取り入れていたら、もっと活用されているように思いました。どんな施設でも、作って終わりではないのですね。♣
ご意見・ご感想
横砂の井上馨別邸跡を一度訪れてみたいと
思っています。
西園寺公望の「座漁荘」を、最近新築された
建物と明治村の建物の両方見てますが、
それに比較すると大変な違いがありますね。
▲ 山田京輔 | 2005年04月06日 11:55