不思議な「マスタープラン」
静岡市が策定を進めている「都市計画マスタープラン」の地域協議会に参加しています。
ただし、マスタープランを白紙から作り上げるのではなく、大筋が決まっているものに、いろいろな立場から提言を加えて、内容を充実させるというものです。ただ、この「大筋」が、少し首を傾げたくなる内容なのです。
納得できない地域分け
マスタープランでは、旧清水市を四つの地域に分けています。名称は「羽衣、有度、庵原、清水山村」です。この地域名を見て、地区のイメージが湧いてきますか?
「羽衣」といえば、三保と折戸を思い浮かべますが、都市計画では浜田、岡、船越、清水、不二見、駒越、折戸、三保が「羽衣」地域になります。そもそも、清水では地域の名称として「羽衣」は使いません。
さらに、「有度」は入江、高部、有度の3地区、「庵原」は辻、江尻、飯田、袖師、庵原、興津です。小島、両河内の2地区が「清水山村」となります。
清水に暮らしていると、これまでの歴史や町並みなどからいくつかのイメージに分類することができます。
浜田、岡、清水を三保、折戸にまとめるイメージは出てきません。江尻や飯田が、興津と一緒になる発想もありません。小島、両河内は山間部にありますが、興津とつながりが深く、「山村」というレッテルで切り離す線引きは理解に苦しみます。
市民の立場からチェックを
地域協議会でも、最初の会議で、この区分について質問や意見がたくさん出されました。どれも、納得できないという意見です。これに対して、都市計画担当者は、「市の総合計画で決められているので、ご理解を」と繰り返すだけでした。
納得できないことがたくさんありますが、これからのまちづくりに、静岡市がどのようなプランを持って進めようとしているのか、自分なりにチェックしていこうと思っています。♣