市役所にムシロ旗が
10月8日の朝
静岡市役所のロビーが、ムシロ旗を立てた200名以上の農家の方たちで埋まりました。こんな光景を見たのは、初めてです。
10月8日朝9時、私は静岡市役所(正式には静岡市役所静岡総合事務所)の玄関にいました。数日前、農家の方から、宅地並み課税反対の抗議行動をやるという連絡をいただいたからです。
必死さが違う
合併でひどい目にあっているのは、清水の市民も同じ。でも、生活の根底が崩されそうな農家の方たちは、必死さが違います。私は、何もできないけれど、せめて、「頑張って」と言いたくて、「わたしもひとこと・合併通信」の号外を作って出かけました。
清水と静岡が合併して1年半。新静岡市は、来年の4月には政令市に昇格する予定です。しかし、合併協議会では一言も話されなかった、市街化区域の農地に宅地並み課税がかかるという大きな問題が出ています。
将来への不安
今日、座り込んだのは「宅地並み課税に反対する会」に集まった静岡地域の沓谷、瀬名、長田、下川原、用宗、平野などの農家の方たちです。
座り込みをしている農家の方たちに話を伺いました。「自分は今、都市計画税と固定資産税で5万から6万円払っているけど、農協に電話して計算してもらったら、5年後には、28万から29万円になるって言われた」「30年も生産緑地で農家をやれるか、わからない」と、口々に将来への不安を話してくれました。どれも切実な訴えです。
市長に直接訴えたい
小嶋静岡市長に、直接訴えたいという抗議行動でしたが、対応した管財課長は「所在がわからない」と、とぼけるだけで長時間待たされました。市長が行方不明なんて、地震でも起こったら、どうするんでしょう。2時間も掛かって、やっと連絡が取れたとかで、午後に代表5人との数分間の面会が決まり、そこで、ちゃんと時間を取った話し合いの場を決めてもらおうとなりました。
農家の方たちの必死さや怒りが伝わってきて、ほんとに、「なんとかならないか」と思いました。市長だけでなく、合併を決めた市議会議員の人たちも、こういう場にきて、直接話を聞いて欲しいものです。♣