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静岡市近代史研究会の例会で静清合併を報告

近代史研の機関紙「大正・昭和・平成の大合併を考える~清水市民とまちづくり~」と題して、静岡県近代史研究会の例会でお話してきました。

知人を介して依頼があり、知人が清水における大正・昭和の時代の合併について、私が今回の静岡市との合併についての報告をしました。

新市建設計画は絵に描いた餅

私が報告した主な内容は、「わたしもひとこと・合併通信」の活動と、その中でわかった静清合併の実態や、清水の現状です。

新市建設計画は「絵に描いた餅」だったこと、形式は対等(新設合併だが、実質は吸収(編入)合併だったことをお話しました。特に、合併による清水の地域経済の疲弊、市民がまちづくりに参画する大切さをの具体的な例を上げて説明しました。

参加者は教師や研究者の方が多く、突っ込んだ質問も多く出ました。
清水から参加した方は、「今回の合併は完全に詐欺だと思っている。もう一度清水市に戻りたい。なんとかして、分離できないか。全国で分離の例はないのか」と発言しました。

合併で地域史研究が消える心配

アジサイの花また、「昭和36年の合併で、興津・小島・両河内は完全に端っこになってしまった。これと同じになることが、清水では予測つかなかったのか」という驚きの声も。研究者の方からは、「合併すると、市史など地域史の研究が消えてしまうのでは」と心配する発言もありました。

旧静岡市の方からは、合併協議をあまり身近に感じて来られなかったという意見が出ました。実は、現在進められている静岡市と由比町・蒲原町との合併協議会の傍聴に行くと、旧清水市民も含めて静岡市の市民が余りにも少ないように見受けられます。

静清合併協議会の時に傍聴席でよく見かけた方たちもほとんど来ていません。蒲原町と由比町の人はたくさん来ているのです。やはり吸収する側は、自分たちの方は大して変わらないと思い、関心が薄いのですね。本当は、私たち、新静岡市の市民も関心を持つべきだと改めて考えさせられました。

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