堺市の市民シンポジウムに招かれました
市民シンポジウムで講演
大阪府堺市で開かれた市民シンポジウムに招かれました。今回のシンポジウムは、政令市をめざす堺市と美原町の合併協議が大詰めをむかえる中、合併の結論を出すには住民投票をして欲しいと考える市民たちが企画したものです。
第一部は講演で、田中義政さん(現さいたま市総合政策部参事・旧与野市政策企画部長)の「さいたま市 合併とは何だったのか」と、磯谷千代美が「わたしもひとこと・合併通信」代表として「静岡・清水の合併から一年、まちはこうなった」をテーマに報告しました。第二部は堺市での住民投票実現を呼びかける集会でした。
田中義政さんは、「合併はわかり難いもの。過ぎて1、2年しないとわからない」と、与野市の行政担当者として、浦和市・大宮市との合併に携わった経験を話されました。
与野市では、合併で建築業の仕事が無くなり、国保料は1年後にボンと上がったと具体例を示しました。その上で、後から気づくのでなく、情報を掴むために市民が行動を起こすことの大切さを語りました。
合併後の清水を報告
私は、静清合併に、市民の立場からミニコミを発行しつつ関わった中でわかったこと、合併後に見えてきたことを報告しました。
対等は名目だけで、実質吸収合併された清水の悲哀や、新市建設計画が絵に描いた餅だったこと、サービスは高く、負担は低い方に合わせるというウソを清水での体験から話しました。そして「まちの未来、決めるのはわたしたち市民」と呼びかけました。
終了後に、「美原町・住民投票を実現する住民の会」の皆さんと懇談しました。合併協が結論を出す直前なのに、事業所税や市民サービスについても含めて、どんなまちになるのか、ハコモノ以外の具体的なことが示されていないようです。「原則として編入合併」と決まっているのに、「美原町の良い制度は残る」と説明されていることも要注意です。
やはり、行政だけに頼らず、市民自身も全国から情報を集めることが必要です。それはとても大変なことですが、後から後悔しても遅いのですから。♣
「私たちが決めよう!堺の未来」 住民投票をめざす市民シンポジウム
主催■堺市・合併の是非を考える住民の会
協賛■美原町・住民投票を実現する会/週刊金曜日
開催■2004年2月8日(日)
会場■大阪府堺市総合福祉会館大ホール