「ことぶき乗車券」…合併のすり合わせに思う…
清水市と静岡市が2003年4月に合併し、市民サービスから行政の仕事のやり方まで、ほとんどのすり合わせ項目が、静岡に合わせられた。
「市民サービスは高い方に、負担は低い方に合わせる」とさんざん説明されたのは、あくまで「原則」で、現実と原則とは別物らしい。
そして、より良い新しい制度を作り出そうなどという余裕は全く無いのだ。
たとえば「ことぶき乗車券」。静岡に合わせて、清水でも70歳以上の高齢者に3000円の電車・バス乗車券が支給されるようになった。
だが、実家の父は取りにも行ってない。
静岡と違って、清水はバス路線が発達していない。父の家からはバス停まで遠く、バスに乗ることはない。むしろ車に乗る。そこで父は言う。「タクシーなら使うがな」
せめて「バス・電車・JR・タクシー」と自分で選べるか共通券なら、バスに乗らないような具合の悪い人でも、病院に行く時のタクシーとかで使える。
せっかくの「ことぶき乗車券」、当事者の意見を聞けば、もっと喜ばれるものになったはず。「市民の参画」は、ここでもマイナス1点。♣